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2021/12/12 22:49


朝晩が冷える季節になりましたねぇ。


そして着ていくものに悩む時期でもないですか?


外は寒いけど電車の中は結構暑い。 働かない朝の頭を一生懸命働かせて悩んでいる今日この頃の私です が、、、、皆様はいかがお過ごしですか?


さて、今回のお題は ずばり 『更年期』となります。


ながーくなるかもしれないので、何回かに分けて、というところです。


では皆様。そもそも『更年期』ってなんでしょう?


我々産婦人科医が言う『更年期』には一応定義があります。


それは、閉経前の 5 年間と閉経後の 5 年間、となっています。


じゃあ、なぜこの閉経前 5 年間と閉経後の 5 年間が話題になるので しょうか?


それは閉経という状態に、女性の体の変化における重要な問題があるからです。


閉経とは、卵巣の活動が次第に消失して永久に月経が停止した状態 のことです。 


そうです。 前回お話しした、主に卵巣から分泌される女性ホルモン特にエストロゲン、に大きな変化をもたらすのが、この閉経、という状態なわ けです。 


閉経に至るときの女性ホルモンの変化は、個人個人だいぶ違いま すが、卵巣機能が徐々に変化して、しまいには消失していくことに は変わりはありません。


要するに、通常女性はいつか閉経を迎える わけです。


日本人の閉経の平均値はほぼ 50 歳。でも早い人では 40 歳前半、遅 い人は 50 歳後半と個人差があるのです。 


そしてこの『更年期』に起きる様々な症状の中で他の病気には伴わ ないものを『更年期症状』と呼び、その中で症状が重く日常生活に 支障をきたす状態を『更年期障害』と言っています。 


『更年期障害』の主な原因は女性ホルモン、特にエストロゲンが大 きく揺らぎながら低下していくことにありますが、それに様々な加 齢による身体的な変化、もともとの性格などの心理的要因、職場や 家庭における人間関係などの因子も関与してくると考えられています。


ですからその症状の強さも出方も人それぞれ様々なんです。


言ってしまえば、『更年期』は誰にでも訪れますが、『更年期症状』 は、人それぞれ様々で、出方も強度も違って、症状が気にならずに 普通に過ごせてしまう人もいれば、日常生活に支障が出て『更年期 障害』に至ってしまう人もいるわけです。


この『更年期』なかなかの曲者ですね。 一筋縄ではいきません。


次回はこの『更年期』におきる様々な『更年期症状』についてお話 しして、いきたいかな、と思っています。 



それでは皆様、寒さに負けず、お体を大切に